結婚指輪は、多くの場合人生で購入するチャンスは一度きりです。
そんな結婚指輪を選ぶとき、できるだけ後悔のないものを購入したいものです。
しかし、男性の場合指輪を買う機会なんて殆ど無いですし、女性の場合でもどれを選べばよいかわからないかもしれません。
結婚指輪は本来のアクセサリーとは少々勝手が違います。
結婚指輪を選ぶ上で失敗しない選び方についてお話します。
結婚指輪の選び方の基準1.デザイン
まず、結婚指輪のデザインについて考えてみましょう。
基本的に、結婚指輪はおしゃれで身につけるアクセサリーの指輪とは違い、シンプルな飾り気のないデザインのものを選ぶことになります。
常に身につけることになる結婚指輪はどのよう場面でも合わせられ、なおかつ日常生活の邪魔にならないものが要求されます。
したがって、基本的に派手な装飾をつけることなく、シンプルなデザインの指輪にするのが好ましいです。
なお、そんな結婚指輪のデザインで主流なのが、「ストレートライン」「ウェーブライン」「V字ライン」の3つです。
ストレートラインはシンプルで何も飾り気のないデザインであり、ウェーブラインはリングの表面が多少ねじれているように見せる意匠が施されています。
そして、V字ラインは名前のとおりV字状の形状をしています。
どれもつけ心地はあまり変わらず、デザインも自己主張が強くないです。
結婚指輪の選び方の基準2.素材
素材に関していえば、結婚指輪のスタンダードはプラチナです。
耐久性が高く金属アレルギーのリスクが少ないだけではなく、錆びない上に硫黄などにつけても変色しないので、温泉のときに指輪を外さなくても大丈夫です。
高価なのがネックですが、ブランドによっては安価でプラチナの結婚指輪を販売していることもあるので、ジュエリーショップを色々探してみましょう。
また、結婚指輪の中にはダイヤをあしらったものもあります。
実はダイヤとプラチナの相性は非常に良く、プラチナの控えめな輝きはダイヤの輝きを邪魔することなく、むしろ引き立ててくれるのでさりげないお洒落をすることができます。
しかし、当然その分費用は高くなりますし、サイズ直しの際にも影響が出る恐れがあるのでご注意ください。
結婚指輪の選び方の基準3.形状
結婚指輪のみならず、多くの指輪は形状が異なり、大きく分けると「丸形」「平打」「平甲丸」の三種類になります。
丸形は表面がアーチを描くような丸みを帯びているのが特徴であり、指輪という単語から連想することが多い形状です。
また、縁が丸みを帯びているので指に違和感が少ないというのも丸型の魅力です。
平打は丸型とは対象的に表面が平べったく、角張った印象のある形状です。
直線的かつフラットなため、スタイリッシュな印象をもたせることができます。
指に接着する面積が多いので若干違和感をおぼえることがありますが、加工すれば解消できます。
平甲丸は、平打のデザインを保ちつつ、縁を丸くすることで柔らかさと身につけやすさを両立させて指通りを良くしているのが特徴の形状です。
一般的にはシンプルかつ身に着けやすい丸形や平甲丸が人気です。
専門家と相談を
結婚指輪は、オーバーな言い方をすれば人生で一回しか選べないものです。
そのため、結婚指輪を選ぶときは、自分の好みも大事ですが専門家に相談するというのも重要な選び方です。
プロに相談することで、ずっと身につけても違和感のない結婚指輪を選ぶことが可能です。