もし、何らかの原因で現在の結婚指輪のサイズが合わなくなったのであれば、早めに結婚指輪のサイズ直しを依頼しましょう。
指輪を購入したジュエリーショップ、あるいは個人経営の修理工などに依頼することで、結婚指輪のサイズ直しをすることができます。
サイズ直しの行程と期間
結婚指輪のサイズ直しをする場合、少なくとも1ヶ月程かかり、繁忙期の場合は2ヶ月程かかります。
特に年末は職人さんの休暇なども発生するため、繁忙期でも閑散期でもとにかく早急に指輪の修理を依頼しましょう。
サイズ直しに掛かる工程ですが、まず指輪を切断し依頼人の指のサイズに合うように調整します。
大きくするなら合金を付け足し、小さくするなら指輪の部分を切除します。
次に、切断面をはんだごてなどで溶接して指輪として修復した後、全体の研磨をします。
そうすることで全体のバランスを整えれば、サイズ直しの完了です。
調整不可の結婚指輪
なお、結婚指輪のデザインによっては、サイズ直しそのものができない可能性があります。
例えば、指輪全体にダイヤモンドが散りばめてあるようなデザインの場合、ダイヤの並び方が不規則などきれいに両断できない場合はサイズ直しができない可能性があります。
また、ダイヤを付け足したり、サイズ調整したりすることで全体のデザインが崩れてしまうものは基本的にサイズ調整ができないか、もしくは素材の付け足しで追加料金が発生する可能性があります。
よって、結婚指輪を作る際は、デザイン調整をしなければならないというリスクを考慮し、結婚指輪のデザインを考えましょう。
